大学のゼミ
昨日ですべての試験が終わりました。
今学期はこれで終わりです。
今学期が始まってからあっという間でした。
特に学期初めの講義の嵐はすぐに過ぎ去っていきました。
学期の流れを簡単に説明します・
学期初めはずーっと講義、そのあと講義が終わった科目からゼミが始ります。
学期によっては講義と並行してゼミが行われる場合もありますが、たいていは講義が終わってからゼミです。
私は日本の大学に入学してないので日本のゼミについて詳しくありませんが、ゼミとは2、3年生から始る専門的科目の少人数授業だというふうに聞いています。
おそらくやることはあまり大差はないと思います。
ここでは、先生がテーマを決めてそれについて学生が中心で学習を進めていきます。
難しい論文を自分でインターネットや本で用意して読んだり、プレゼンをしたりします。
日本との違いといえば、ゼミを選択することができないということです。
例えば次の学期に哲学、心理学、教育学の講義があるとします。
この3つの科目の講義が終われば、すべてのゼミに参加しなければなりません。
選択科目はなく、全てが必須科目ということです。
私の学科は80人ほどいます。
既に前学期で何人かいなくなっており、今学期でもひょっとしたら誰かいなくなっているかもしれないので詳しくはわかりません。
ゼミでは3つのグループ、25人ずつくらいに分かれます。
そしてゼミで点数を稼ぎます。
発言をしたりプレゼンをしたりすることで点数がもらえます。
自分の発言やプレゼンが終わればその場で点数を言われます。
この辺がまた外国って感じですよね。
日本では授業中にみんながいる前でみんなに聞こえるように個人の成績を発表されることはなかなかないでしょう。
初めてのゼミではハリーポッターの学校みたいだなーと思っていました。
もちろん発言だけでなく、数学や経済は発言だけではなく正しく計算ができていなければなりません。
小テストなどもこのゼミの最中に行います。
そしてこのゼミの点数と試験の点数を考慮して合格点に達すればその科目はクリアです。
がしかし、このようにゼミはいろいろ準備をしなければならないのでとても大変なのですが、ゼミの点数はそんなに重要ではないかと疑っております。
なんだかんだでゼミに出席してない学生がたまにいます。
もちろん点数はよくないです。
がしかし試験でそれなりにできていれば合格することができます。
ゼミの内容はかなり試験に出される試験範囲にかかわる内容に間違いはありませんが、ゼミの準備はせずに試験の準備だけをしてやり通すこともできるようです。
ゼミの準備は本当に大変なのでなかなかいい方法だなと思いました。
次の学期の参考にしようと思います。
試験: ワード - 4日目 автомат
ワードの試験がありました。
ロシア語にはавтоматと呼ばれる素晴らしい言葉、システムがあります。
この言葉の本来の意味は自動操縦とか自動装置、自動▽●×●とかそんな意味です。
そしてこの意味から派生して『試験を受けなくても試験に合格!』という意味があらわれました。
自動的にということですね。
おそらくロシア語圏の大学では必ずあるシステムだと思われます。
これは試験前に行われるконсультацияで発表されます。
試験前日に発表されるって嫌ですよね。
勉強しなくてよかったやんてなりますよね。
でもだいたいゼミが終わった段階、もしくは終わりそうな段階で先生が誰がавтоматなのか発表してくれます。
このワードの試験では前日に発表されましたが。
話は戻りまして、なんと初めてこのワードの科目で私はавтоматをもらいました。
試験を受けなくても良いということです。
びっくりしましたが、この優越感、たまらないですね。
正直この授業で何を学んだのか言われたら固まってしまいます。
先生が優しかったんですよね単純に。
授業が終わってもこの先生は私が何をしたいのか伝えると答えてくれましたし、実際にパソコンの操作も教えてくれました。
この授業のおかげで先生との仲を深めるのがどれだけ大切なのかを学びました。