アパートのルール
今のアパートは当番制で夕食を作らなければなりません。
夕食だけではなく掃除、花の水やり、なども。
3人で1週間ごとでローテーションを組んでいる、このほうが効率がいいらしい。
アパートのルール
ぶっちゃけるとここのルールが嫌いだ。
当番制にすることはそれでいいんですが、どうしても問題が出てきます。
メニュー
ここにきたときに自分たちで作ったらしき規則をまとめた紙をもらいました。
そこには『当番は毎日違うメニューを作らなければならない』と書かれていました。
ある週、サーシャ(大学生)の当番。
確かに彼の作る料理のメニューは全て違っていたのだが、
しかしほとんどの料理が大量の蒸かしたジャガイモの上に焼いた鶏肉をちょこんとのせただけ。
ジャガイモの部分をマカロニや米にに変えたりと若干の工夫はしてあるが、正直どれも一緒に見える(というか全部一緒)。
イーガリ(もう一人の住人、プログラミスト)の出番がきた。
こっちのほうは既に働いていて何かと経験積んでるだろう、料理のレパートリーも豊富だろうととても期待していました。
・・・結果サーシャと全く同じ料理。
あろうことか二人とも作れる料理が同じだでした。
つまり私は月の大半はジャガイモを食べなければならないのです。
これはつらい。
私は自慢ではないですが、料理はまあまあやるほうで、カレーとか野菜炒めとか栄養を考えて作っています。
この先思いやられる。
食事の時間
ルールが決められた紙には
『夕食は8時に食べる』
しかし、来た当初8時になっても一向に作る気配を見せない、11時ごろになってようやく作り始める。
食べ終わったのは夜12時前。
もう寝る時間。
忙しかったのであろうと、その日はそう思うことにした。
がしかし、次の日また同じ時間に作り始めた。
さすがにつらかった、その日の食事の時間にもっと早く食べたいと伝えました。
すると
サーシャ「じゃあ明日は6時につくる。」
(
・・・えらい極端だな、まぁ早く作ってくれるならいいか。)
サーシャは次の日は約束通り6時に作ってくれました。
がしかし、その次の日また遅くに作りやがった。
毎回言わなければならないのだろうか。
そしてイーガリの当番の週。
彼が料理を作りだしたのは夜11時。
またしてもかなり遅い時間帯。
彼らはどうやら寝るのがいつも2時、3時くらいだそうで、あまり寝ない生き物のようです。
この食事時間が一番の問題。
昼1時ぐらいに昼食をすませて、夜11時に夕食を食べる。
間食すればいいじゃないかと思う人がいるかもしれないが私はできることなら節約したいので余計なものを買わないようにしています。
アパート代もいくら安いと言っても4年間払うとばかにならない。
個人的な意見だがベラルーシ人は食事に興味を持たない、特に男は。
食べられるならなんでもいいのであろう。
朝は食べないしらしいし、昼を食べるのは昼3時か4時くらい。
昼飯はお菓子のときがほとんど、同級生も食堂は利用せず、売店でてきとうにおかしですませている人がほとんど。
なのに図体はいっちょまえにでかい。
私はそんな彼らと違って12時に寝たい派なので、文句をいうことにした。
この機会に当番制をなくしてもらおうと考えた。
彼らの作る飯をこれからずっと食べると思うと気がめいる。
続く